こんにちは。
心理相談室 LAUNDRY カウンセラーの村本大志です。
桜が満開です。
今日の小雨で早く散らないと言いなと思っていたら、雨が上がりました。
まだ大丈夫ですね。
アンガーマネージメント、ここ数年よく耳にする言葉です。
みなさんは怒りの感情とどう向き合っていらっしゃるでしょうか。
ここでは他者への怒りと自分への怒りと分けて考えてみたいと思います。
まず他者への怒りですが、これはある意味感じるのは仕方ないことですよね。
相手への怒りの理由はたいてい価値観・価値基準の違いが原因です。
それが全く同化するなんてあり得ませんものね。
目の前で起きている不快な出来事(それが仕事上であれ私生活であれ)に怒りの感情が起きるのは当たり前なのです。
自分と違うからです。
でも、自分と他者は違うのだから仕方ない・・と割り切れることばかりではありませんよね。
僕もそういう局面にたまに出会います。
そういうとき出来事に対して『私の内面』は『怒っている』だけど『私の外面』は『怒っていない』と演ずるといずれ相当なストレスが溜まってきますが、その場は荒れませんし、もしかしたら『怒らないいいひと』という評価が得られるかもしれません。
では怒りを感じた『私の内面』はどこに向かうのでしょう。
蓄積された『怒りの感情』はいずれどこかに霧散するのでしょうか。
人によるのかもしれませんが、すぐにゼロにするのは難しいのではないでしょうか。
かといって、ずっと怒りの感情を引きずっていれば精神衛生上かんばしくありません。
ひとつは時間が解決するのを待つという手がありますよね。
人間は忘れる動物。大抵のことは忘れるし、細かいことは全ては覚えていません。
ただそれには三日の人もいれば、三ヶ月のひともいるだろうし、何年もかかることだってあります。
一年に一回くらいしか怒らないのならそれでもいいかもしれませんけど
そうもいかないひとはどうしたらいいのでしょうか。
そもそも怒られないって相手にとってどうなんでしょうか。
考えていくとキリがありません・・。
逆説的ですが『怒ったふり』を演ずるのはどうでしょう?
このとき大切なのは『怒っている内面』をそのまま出すのではなくて『怒っている自分』を客観的に演ずることです。例えば、彼氏が浮気したとします。当然、あなたは怒りますよね。当たり前です。暴れたいですよね。当たり前です。それを無理して『怒らない』なんて不自然です。しかし、その怒りの感情を感じたピークで『怒る』と損かもしれないのです。ちょっと間を置く、一日でもいい、それから『怒る』のです。その間は『私はあなたの浮気を怒っている』というメッセージが確実に伝わっている時間です。私は直接は怒ってはいません。しかし『怒りの感情』は相手に伝わっています。その間にじっくり冷や汗をかいてもらってから、私は怒っているし、傷ついたとはっきり伝えるのです。相手を非難するのではなく、私はこう感じているということだけを伝えます。
メールなども即返信するのではなく、文章は書いてもいいから、一日保存し、翌日読み返してから送るようにする。これも案外冷静になれます。
なんていうのも、ひとつの方法かもしれません。
アンガーマネージメントの本を読んでいると、「いやそうかもしれないけど、それはなかなかできないって・・苦笑」という文脈に出会います。
怒られて覚える・・というのは古い考え方で、褒めて伸ばす・・というのが主流なのかもしれません。
怒り方を変え、頭ごなしにいかない、対話を持つ、カラッと怒る、後を引かない、など工夫をするのも自分なりのアンガーマネージメントだと思います。
喜怒哀楽とはよく言ったもので、この四つの感情は人間らしいものです。
四つとも無理に押さえ込まないで、うまく付き合いたいですね。
言うは易し。
ですけどね。