目標設定は低く設定する ?

こんにちは。
心理相談室 LAUNDRY カウンセラーの村本大志です。

近所の公園の梅祭りが終盤を迎えています。

休日は人出も多いのですが、普段はもうのんびりしたものです。

2016も2ヶ月が過ぎ、3月になりました。今年はどんな年にしよう・・なんて目標もそろそろひとつくらいは達成したいですね。

サッポロビール・黒ラベルのシリーズCM「大人エレベーター」の広島・黒田博樹投手のver.はいくつも含蓄あるトークが描かれていますが、その中にとても好きなタイプがあります。

Q. 目標を達成する秘訣は?

と、妻夫木聡さんに聞かれた黒田投手はこう答えます。

A. 目標設定を低くする。それをクリアする。またすぐ次の目標を立てる。 

長年一線で投げてきた黒田投手に言われると妙に説得力があります。

このCMを見たとき、すごく腑に落ちたこと、すごく印象に残っています。

当たり前のことを言われてもなかなか届かないものですが、実践している人に言われると素直に聞ける・・というか。

でも、この考え方って、すごく理にかなっていると思います。

すぐに達成できない目標を設定しても

できればいいのですが、できなかった場合「できなかった・・」という失意が大きい。

そもそも、そんなに高い目標設定ってすぐには届かないものです。

まず、一行書いてみる。明日は二行・・。

まず、誰かに営業のTELをしてみる。明日はもう一人。

まず、戯曲を読んでみる。明日は、声に出してみる。

まず、誰かに笑顔で応える。明日は笑ってみる。

できることから始める・・なんて当たり前すぎるようで

できることすらしない・・のがいつしか当たり前になってしまっている。

うまくいってるときに、いろんなことが好転するのは当たり前です。

そうでない時に、どう耐えるか。どう打開するか。

正解はないのでしょうけど、黒田投手の言う「目標を低くする。クリアできたら、また次・・」って

なんだか自分でもできそうな気がします。

さしあたって僕は・・なんだろう?

誰かに会いにいくためのアポを取る、でしょうか(笑)。

案外、出不精なんです。

ジミーとジョルジュ

こんにちは。
心理相談室 LAUNDRY カウンセラーの村本大志です。

二月下旬になってますます寒い日が続きますね。
休日には暖かい部屋でDVDなどゆっくり見るのもいいかと思います。

欧米の文学や映画には心理学やカウンセリングを扱った作品が多くあります。
それだけ身近な存在なのかもしれません。
 
そんな作品の中から僕が感じ入ることがあって、こういう内容に興味がある方に見てもらいたいな・・と思う作品について時々書いていこうと思います。

映画や演劇などのワンシーンや小説の中のひと言のセリフが、数多くの言葉を重ねるより自分が抱えていることを洗い流してくれることは多々ありますし、またそのことについて考えることや話すことでパズルが解けていくこともあります。

2013年のフランス映画『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』は、英語の作品です。
「キングス&クイーン」のアルノー・デプレシャン監督がベニチオ・デル・トロとマチュー・アマルリックという名優を迎えて作り上げた心に染みる地味な作品です。

この映画の中でデル・トロは原因不明の障がいを抱える第二次世界大戦の帰還兵のネイティブ・アメリカンをアマルリックはアメリカに住むフランス人分析医をそれぞれ演じます。

1948年が舞台の映画なのですが、アメリカが帰還兵の精神的ケアを専門とする病院を当時から運営(軍が)しているのが驚きです。

そこに入院するもなかなか症状が改善しないので、人類学者でもあるジョルジュがNYから急遽呼ばれて担当医になるのですが、分析医としての実績は乏しいジョルジュが全力を傾けてジミーの治療に当たる日々を描いています。

といっても外科的な治療をするわけでもないですから、映画のほとんどは二人の会話(=カウンセリング)シーンになるわけです。

このあたりが僕が地味な作品という所以です。

映画的なダイナミズムは全て人の心の中にあり、そこだけを丹念に描きます。
ジミーの戦争の傷跡を癒すプロセスが物語であり、戦闘シーンはほぼなく、それでいて戦争映画でもあります。やがて心の傷が戦争だけではないことに二人は辿り着きます。

少しづつ距離が縮まりながら、信頼関係を深めていく二人の淡々とした演技には唸らせるものがあり、ぐいぐい引き込まれていくのです。

信頼関係(ラポール)なしに治療なし、といいますか、そのあたりの丁寧な描き方はさすがなのです。

この作品が見る人に深い癒しをギフトとしてくれるのにはわけがあります。

それは、人は自分の傷を(ひとりでいいから)他者に理解されることを心の奥底で願っている、という真理を丁寧に描き出しているからです。

そして何より患者と治療者という関係性が、あくまで人と人として対等な関係が土台になっているからこそ生まれるお互いの深い共感と理解が二人の演技を通してひしひしと伝わってくるのです。

未見の方もいらっしゃるでしょうから、細かいストーリーは控えますが(控えながら書くって難しいですけど・・)この映画を下支えしているのは、まずA.デプレシャン監督の人間を信頼する眼差しであり、そして第二次大戦帰還兵、ネイティブ・インディアンという出自、在米フランス人の人類学者という異邦人、精神分析、カウンセリング・・という道具仕立てを二人の名優の魂のこもった演技力なのです。

人と人は時間をかけた深い対話を通して、必ず分かり合える。
そのプロセスを描くということが映画的なのだと、そう信じさせてくれる映画でした。

ごあいさつ。

はじめまして。

心理相談室 LAUNDRY カウンセラーの村本 大志です。

このたびHPを新設しました。

併せてブログも始めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

LAUNDRYは、あなたの心の中にたまったモヤモヤとした感情を言葉にしながら、少しづつ整理していく場所です。

心を洗濯して、すっきりできるように・・という願いを込めてLAUNDRY(ランドリィー)と名付けました。

ところで、カウンセリング・・って何をするんだろう?

なんか敷居が高い・・と最初は思われるかもしれません。

どんなことをお話されてもいいんですよ、と言われても何を話したいのかわからない・・そう思う方もいらっしゃると思います。

でも、あなたのどこかに「何かを話してみたい」「悩みを相談したい」お気持ちがあるのだから、このブログにも訪れて下さっているのだと思います。

いま話したいことをそのまま。

とりとめなくてもいい。

アトランダムでいい。

頭の中に浮かんだことやお悩みをただ吐き出すだけでいいのです。

もつれた感情や煮詰まった感情、うつうつとしたお気持ちをまず言葉にして吐き出すことからカウンセリングは始まります。

辛いお気持ちをどうぞお聴かせください。

 

どうしても言葉にしてうまく伝えられない方は、絵・粘土・音読・・どんな方法でも構いません。

あなたにとって最良の伝え方を一緒に探していきましょう。

どうか、おひとりで抱え込まないでください。

最初は言葉にするのが、むつかしいかも知れません。

緊張してうまく話せないかもしれません。

でも、それで十分です。

お気持ちは十分伝わってきますから。

ゆっくりお茶を飲みながら一緒にお話して整理していきましょう。

のどに引っかかった小さなトゲがあるから何かを吞み込むのが難しい・・そのトゲを見つけて、そおっと取り除いていくイメージ。

そのトゲがすぐに見つかるときもあるし、なかなか見つからないこともあります。

そもそもトゲが引っかかっている自覚すらがないこともあります。

あなたの心のトゲが見つかって、すーっと抜けますよう、お手伝いさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

2016 2月吉日

LAUNDRY 村本 大志